福島第二原子力発電所見学


3・11メモリアルネットワークさんの福島
第二原子力発電所の見学に参加させて頂きました。

と、その前にまずは東京電力廃炉資料館へ
ここでは、3・11の地震発生直後から
どのような対応・行動をとり、津波襲来後は
原子炉内では何が起きて水素爆発事故が
起きてしまったのか…
あの事故からの反省と教訓を学ぶの施設でした。

で、メインの第二原発。
東電は昨年7月に福島第二原子力発電所の全面廃炉を決断しました。

廃炉期間は44年間だそうです。

水素爆発した第一原発同様に津波で冷却設備が壊滅し機能を失いながらも何故第二原発では事故を防げたのか。

第一原発は全電源を失い使用済み燃料の冷却が出来ず…
第二原発は外部電源1本が辛うじて残っていたためなんとかベントするギリギリのところで食い止めることができたようです。

とにかくセキリティや放射能汚染対策は凄かったです。

何回も金属探知機やらゲートをくぐったり…
靴下を履き替えたり、青い繋ぎをきたり、手袋も二重にしたり、それぞれで靴を履き替えたり…
徹底していました。

現在燃料は使用済燃料プールに1万体保管されていてその様子も上から見せていただきました。
今でも燃料は1時間に0.2度づつ上昇するので冷やし続けなければならないようです。

原子炉内も見学させていただきました。

ぐるっと約2時間施設を見学して線量計は
0.00μSv

このくらい徹底した安全管理でも
起きてしまった事故。

自然の猛威を改めて実感しました。