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語り部研修~気仙沼編~

語り部部会で、視察研修に行ってきました。

視察研修といっても行先は地元気仙沼。

これまで石巻や釜石、南三陸町など市外で研修をしてきましたが

今回は改めて気仙沼を知り今後のより魅力ある語り部プログラム構築をするため。

また、部会員相互の親睦を深める。

ということで気仙沼観光コンベンション協会の宝田和夫さんに語り部ガイドをお願いし

知らない気仙沼について学んできました。

 

まずは6日に開通したばかりの三陸道の気仙沼湾横断橋を渡りつつ大島へ。

 

大島ではウェルカムターミナルやトモダチ作戦で多大なる協力を頂いた米軍が建立した慰霊の碑を見学。

その後は、みちびき地蔵を拝見してきました。

すごくりりしいお顔でありながら柔らかさも感じるとてもいい表情をしているお地蔵さんでした。

語り部活動をしている会員の中で当時大島中学校の校長先生をしている方がいてその方の当時の体験談も

車中で聞くことができました。

そのごは、大島架橋を歩いて渡りました。

天気は最高なんですが少し風が冷たかったかも・・・

 

共徳丸の跡地を見学した後は、コの字突堤へ

浮見堂や恵比寿像目当てでしたが・・・

なんと大漁旗をたくさんつけた地元造船場から新造船がお披露目に遭遇

いったん脱線してみんなで見学

 

浮見堂は津波で大きな被害を受けましたが立派に復活してました。

恵比寿像は現在3代目が元気な姿で鎮座していました。

3代目からは釣りあげている魚は鯛からかつおへと変わりました。

そしてよーく見るとエビスビールの恵比寿様にそっくり。

 

2代目は津波で流出してしまいましたが無事海底から発見され

現在は近くの猪狩神社の敷地内にあります。

なんとあの岩井崎の秀の山雷五郎像の作者と同じだそうです。

 

命のらせん階段では、奇跡的に助かった人の話

その体験や震災の記憶を後世に伝えたいという熱い思いの話を

聞かせていただきました。

 

お昼はサンマリンホテル観洋でおいしいお膳を格安でいただきました。

ごちそうさまでした。

 

今回の研修は、本当に実り多く今後の語り部活動に必ずや生きてくるものとなりました。

宝田さんありがとうございました。