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10年目の3.11 向洋高校記念植樹

 

気仙沼向洋高校PTAと階上地域まちづくり振興協議会は、

気仙沼向洋高校のかつて校庭を彩った桜の木々を復活させたいと

震災10年の11日、桜の苗木63本を植樹した。

植樹した場所は東日本大震災による大津波にのまれた旧校舎、

現在の気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館の校門や屋内運動場の西側。

植樹した桜は早咲き八重桜の「熊谷桜」が32本と「吉野桜」が31本。

「熊谷桜」の植樹用の苗木は震災を契機に熊谷の市民団体

気仙沼に熊谷桜(くまがいざくら)を植える会」より寄贈されたもの。

埼玉県熊谷市で行われた贈呈式にはPTAの小松恵久夫会長と副会長2名が出席し苗木を受け取り

「熊谷市」から熊谷桜は「気仙沼市」へ嫁入りした

 

 PTAやまち協関係者のほかに、東北電力や吉越組などの協力により総勢60名が植樹活動にあたった。

 作業にあたった方々はみんな笑顔で近い将来の満開の桜に想いを馳せていたようだった。

 

 また同日に、杉ノ下防災広場にも熊谷桜を21本植樹しました。

 

 気仙沼に熊谷桜(くまがいざくら)を植える会」をはじめ新中央商店街様、ライオンズクラブ様

 桜を寄贈、支援いただいた皆様、本日の作業にご協力いただいた皆様

 本当にありがとうございました。

 

 もうすでにお花見が楽しみです。